
あや

相談者さん
半年間、週一で通院してますが卵胞が育ちません。クリニックを変えるべきですか?みなさんはどんなきっかけで転院を決めていますか?
半年間、卵胞が育たないのは本当に辛いですよね。
私も一年近く育たず、「スタートラインにさえ立てていない…」とよく落ち込んでいました。
転院のタイミングは人によって判断基準が分かれるので、順番に見ていきましょう。
私が転院を決めたとき
まずは私の体験談から。
1度目の転院は、地元のレディースクリニックで

院長
うちではもうできることはないから、紹介状を書くので大学病院に行ってみて
と、さじを投げられてしまったときでした。
そのあと大学病院で採卵に向けて本格的に治療をスタートしたはずが、ただの一度も卵胞は見えず、採卵にさえ辿り着けない日々。
10ヶ月ほど経ったところで「同じ治療を続けていて全く前進できていないから、これ以上は意味がないかも」と、2度目の転院を考え始めました。
前のクリニックに紹介されるがまま「大学病院だから大丈夫」と謎の安心感をもとに通ってしまっていたため、今度は、「ちゃんと調べて納得して自分で決めた病院へ行かないと後悔する」と思ったんです。
通院する目的は、あくまでも体外受精で妊娠・出産すること。
だったら、採卵さえできそうにない病院にいても無意味だ!と決断できました。
ここでは書ききれなかった転院の記録は、1冊の本にまとめています。
◆ 私のくわしい治療歴はこちら
「29歳で閉経直前」だった私が妊娠できた理由 ― AMHゼロからの不妊治療
AMH0.00と告げられた日から、顕微授精で出産に至るまで。転院の流れもすべて書いています。
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実際に転院を経験したフォロワーさんにも、転院のステップを細かく聞いてみました。
※Instagramストーリーズにて毎週開催している、「不妊治療お悩み相談会」のアンケート結果をもとにしています。
転院の進め方・5つのステップ
集まった声を、実際に動く順番に並べました。
- どんなきっかけで転院を考えた?
- 転院先をどう選んだ?
- 今の先生にどう切り出した?
- 紹介状はどうした?
- 転院先では何から始まった?
ステップ1|どんなきっかけで転院した?
①結果が出ないとき

あや
「移植3回」「採卵3〜4回」が、ひとつの区切りになっているみたいだね
- 体外受精を3回して、結果が出なかったため
- 移植3回も陰性で、転院を決意
- 採卵しても3回連続で胚盤胞にならず、看護師さんから転院を提案されました
- 胚盤胞まで育たず2回連続で凍結ゼロ。病院の方針でなかなか移植に進めず転院しました
- 何の検査をしても異常はないのに受精卵ができない、できても着床せず凍結卵0になったため
- 早発卵巣不全で高刺激でも採卵できず、5〜6回挑戦しても採れなかったときに
- 良好胚を2回移植しても着床せず、また採卵からとなったので転院。先生とも合いませんでした
- 採卵4回しても結果が出なかったので
- 数回移植しても結果に結びつかないとき。最後に転院した所は驚くほど技術に差がありました。早めの決断は大事だと思います
②先生・スタッフとの相性

あや
不妊治療ってデリケートな問題だから、クリニックとの相性は大事だよね…
- 主治医との相性・方針が合わなかったため
- 先生が業務的で相談もできず嫌でした。毎回の受診がストレスで、授かる気がしませんでした
- 医師や看護師の対応・態度に不信感(高圧的、説明が雑、寄り添ってくれない)
- 先生が怖かったので転院しました
- 看護師さんの態度や病院の雰囲気が嫌で。先生との相性が悪く、4回転院しました
- 雰囲気と先生を信頼してやっていけるか考えて変えました
- 先生とのコミュニケーションに不安を感じたため
- 結果が出ない、変わらない、気持ち的にここではないと思った
- 先生の説明が少ない、待ち時間が長い。回数のこともあって決意した
③その病院でできることの限界

あや
- 「もうやれることがない」と主治医に言われ体外受精専門クリニックへ
- 体外受精にステップアップするタイミングで転院しました
- 人工授精まで対応の病院でなかなか妊娠しなかったため、不妊治療専門クリニックへ
- 3回目の移植が陰性で先生からPGT-Aを勧められ、もしやるなら転院と言われたので
- そこでできる検査や治療をすべて終えたので、他の病院をすすめられて
- 体外受精にステップアップするとき、休みなく採卵や移植をしてもらえるところに
- 培養技術の優れた病院へ転院したかったから
- 高刺激のクリニックで結果が出なかったので、低刺激で体の負担を抑えるクリニックに転院しました
- 流産4回してしまい、不育症専門クリニックに転院しました
- 先生が「お手上げ」な雰囲気を出してきたため
こちらの記事も参考にしてね↓

【体外受精に進むべき?】ステップアップの決め手6パターン
人工授精から体外受精へ、いつ進めばいい?経験者が実際に決め手にした6つの理由と、踏み出せなかった人の心の整理、決めてから採卵・移植までの期間をまとめました。
④引っ越し・通いやすさ・タイミング

あや
- 転居をきっかけに病院を変えました
- 体外受精に切り替わって通院が増え、遠くなったため
- 待ち時間の長さ・予約の取りにくさ
- 働きながらの通院なので、遅い時間までやっているクリニックに転院
- 仕事と両立するため。夜診をしていて職場から近いところがよかった
- 保険適用が最後になるのを機に、心機一転で
- クリニックが閉院したため
- 2人目の治療開始と同時に転院した
- 3回目の移植が陰性で、次の採卵予約が3ヶ月先と言われたタイミングで
ステップ2|転院先をどう選んだ?

あや
転院を検討している人は、みんなのリアルな意見を参考にしてね
- 実績(妊娠率)、高刺激メインか低刺激メインか、生殖医療専門医の人数、病院の診療時間で選びました
- 治療方針などをHPや先生の話で確認して、納得できるか。自分の中でも治療方針を決めてから探しました
- 3時間以内で通えるところ。治療成績、病院の雰囲気(口コミ)、的確に指示を出してくれる先生。最後の決断はやっぱり直感でした
- 通院距離、先生がどんな人か(友人に聞いた)、土曜はやっているか、夕方遅くまで通院できるか(夫の仕事終わりにも通えるか)
- 仕事終わりの時間も診てもらえるかを大事にしました。あとは先生の優しさ
- 専門病院であること、医師が多すぎないこと(医師によって言うことが違うことがあるため)
- 一貫性のある治療を求めていたので、先生が毎回変わらない、または連携が取れている所にしました
- 先進医療。培養に力を入れている所。不妊専門クリニックであること。子連れNGであること
- 実際に行ってみて、院内の明るさ(雰囲気)と先生との相性を必ず確認しました
- 転院したいクリニックのホームページを見て、先進医療の対象か、実績、雰囲気を事前に調べて紙にまとめました
- 転院先を選ぶためにカウンセリングに行ったり、看護師さんにアドバイスを聞きました。先生やスタッフとの相性が大事です
- 実際に電話して、受付の対応を見ました
- 同じ経験をした友達のオススメで。信じてよかったです
- インスタで「この地域でいいクリニック教えて!」と聞いてみました
- 通いやすい場所・距離(長期治療になるため)
ステップ3|今の先生にどう切り出した?

あや
- 「◯◯病院に転院したいので紹介状をお願いします」。シンプルだけど、これが一番でした
- 理由は言わずに、紹介状を出してほしいとだけ受付で伝えました。よくあることだと割り切って
- 正直に先生との相性が合わない・治療に納得できないと言うとギクシャクするので、「◯◯病院の先生の意見も聞いてみたいので紹介状を書いてほしい」と伝えれば、きっと書いてくださるはず。サラッと言えば伝わります
- なかなか結果が出ないので転院したいです、と正直に伝えました
- 体外受精までステップアップしたいと言いました。お医者さんも快く送り出してくれました
- 生殖医療専門医のいる病院でステップアップを検討しているので紹介状をお願いしたい、と伝えたら、先生の方から色々提案してくれました
- 「先進医療を扱う病院に行きたいです」と伝えました
- 後悔しないために、他院の話も聞いてみたいと
- 無麻酔採卵が激痛すぎたので、麻酔ありで採卵できる所に転院したいとそのまま伝えました
- 職場の近くのクリニックに転院したい、と伝えました
- 電話で事務員さんに伝えました
- 私も伝える前にためらいましたが、病院側はよくあることのようで、理由は聞かれませんでした
- 特に誰にも言わず、次の予約をとらずに転院しました
- 何も伝えずフェードアウトしました
- 転居するので、と嘘をついちゃいました
ステップ4|紹介状はどうした?

あや
「書いてもらったほうがいい!」という意見が多かったよ
- 紹介状は絶対に書いてもらう方が良いです。診察次第で検査を省けるし、時間を無駄にしないためにも
- 紹介状で、過去の血液検査・精液検査・各種検査などのデータをスムーズに引き継げました
- 紹介状を書いてもらい転院。転院先では余分な検査を省いてくれました
- 病院に言わずに転院すると、1から検査になります
- 転院先の医師に「今日すべて資料を見たから紹介状を書いてもらいに行かなくていい」と言われ、スムーズに転院できました
- 紹介状のいらない病院だったので、先生には伝えていません
- 行きたいクリニックを決めてから先生に相談するのがいいです。紹介状を書いてもらい、転院先の初診を予約しました
- 転院する時は紹介状を書いてもらいませんでした。検査結果の引き継ぎはなかったけれど、転院してよかったです
紹介状で、ひとつだけ気をつけたいこと
「紹介状をもらうなら、過去のホルモン検査の結果を全て入れてほしいと伝えた方が良いです。私は胚移植の結果しか入っておらず、過去の検査結果は捨ててしまっていたので、新しいクリニックで全て検査をやり直して、ムダな金額を費やしました」というお声がありました。
検査結果は、必ず自分でも保管しておいてくださいね。
ステップ5|転院先では何から始まった?

あや
私は紹介状をもらわなかったので、イチから検査をやり直し。高額でびっくり!
- 凍結胚がなくなったタイミングで転院し、転院後は採卵から始めました
- 3回目の移植が陰性だったので転院。転院後は子宮鏡、がん検診、血液検査、内膜炎の治療をしました
- 3回目の陰性後に専門クリニックへ転院。TRIO検査からやりました
- 移植3回目も陰性で転院。転院後、採卵と同時にフローラ検査をして、1ヶ月サプリを飲んでその後に移植
- 転院後、また最初から検査しました。前の病院では陰性だったクラミジアが陽性と分かりました
- すべての検査が終わり、打つ手がなくなった時にセカンドオピニオンへ。転院後は体外受精からです
- 紹介状があったので、前のクリニックでしていないことから始めました
- 3つ目の病院で多嚢胞ぎみと指摘され、2ヶ月プラノバールを服用して遺残卵胞を無くしてから、低刺激法5回目で初めて胚盤胞が2つ凍結でき、1つを移植して妊娠しました
- 前のクリニックで残っていた凍結胚の移送は、手続きも費用も負担が大きかった
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あや
今日も、あなたのココロとカラダが少しでもあたたまりますように。
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