
あや

相談者さん
治療と仕事の両立が大変すぎて、退職するか休職するかで悩んでいます。みなさんはどうされていますか?
通院のたびに頭を下げて、気まずい空気の中でまた、急な休みを取って。
「このまま続けられるのかな」と思う日、ありますよね。
仕事か妊活か、どちらかを選ばないといけないなんておかしな話。
でも職種や職場の環境によっては、両立が難しいのが現実なんですよね。
私は、辞めませんでした
先に、私自身のことをお話ししておきますね。
私にとって最優先だったのは「子どもを授かること」でしたが、仕事は辞めませんでした。
職場環境に恵まれていたことに加えて、両立の大変さよりもメリットのほうが上回ると判断したからです。
〜私が感じた両立のメリット〜
・治療費を稼げる
・治療のつらさが紛れる
ただ、これはあくまで私の場合です。
フォロワーさんの中には、両立をがんばっている方、休職や転職を決めた方、退職した方…と、本当にさまざまでした。
人によって、「何を最もストレスに感じるのか」は違います。
そこで実際に、みなさんの選択と理由を聞いてみました。
※Instagramストーリーズにて毎週開催している、「不妊治療お悩み相談会」のアンケート結果をもとにしています。
【みんなの声】仕事を辞めてよかった理由
いちばん多かったのは「ストレスが減った」「通院の予定を自分で決められる」という声でした。
- 通院の予約がしやすくなり、体をしっかり休める時間が取れる
- 職場への罪悪感が減り、自分のスケジュールで動けた
- 仕事がストレスでしかなかったので、精神的にかなり楽になった
- 治療に専念できたから、授かって本当に良かったと思えた
- 仕事が1番のストレスだったので、辞めてのんびりしていた頃に治療をして妊娠しました
- 職場の理解がゼロで酷いことを言われていたので。今は節約生活しながら頑張っています
- 看護師でした。肉体的・精神的ストレスから解放されました
- 看護師を退職。絶えず誰かが妊婦で、それを見るストレスがなくなった。急に受診が決まっても仕事を気にしなくていいのは本当に助かる
- 休むことに気を使わず、心にも体力にも余裕ができて、治療に前向きに取り組めた
- 人工授精で、毎回ベストなタイミングで通院できた
- 仕事へのストレスがなくなり時間に余裕ができて、リラックスしながら治療ができた
- 辞めてストレスが全く無くなり、そのおかげか翌月に妊娠しました
- 辞めてすぐ移植し、ストレスが少ない環境になって一度で妊娠できた
- 妊娠の陽性反応後すぐに重いつわりが始まったので、辞めていて気が楽でした
- 取引先へのリスケと謝罪を繰り返すのが辛くなり退職。無収入は辛いけれど精神面は◎
- 保育士です。体外受精では採卵後の痛みや「動かないで」と言われることが増え、続けていたら無理でした
- 休みを取ることも、職場で子どもの話が出ることもストレスだった。ストレスフリー大事!
- 排卵しにくく注射でも排卵しなかったのに、仕事を辞めたら排卵するようになり、卵の質も良くなった。後悔なしです
- パワハラで退職者が続出する職場で、ストレスから生理が45日以上来なくなり退職。その後、治療を経て今妊娠8週目です
- 退職の良い点は予定が立てやすいこと。悪い点は暇な時間が増えることと、貯金が減ることです
- 仕事がストレスで辛かったので辞めました。治療がうまくいったわけではないけれど、時間に余裕ができて待ち時間も苦しくなくなった。後悔は全くありません
【みんなの声】仕事を続けてよかった理由
こちらは「お金」と「気が紛れる」の2つに、はっきり分かれました。
- 福利厚生を受けられること(産休育休、育休手当など)
- お金の面を考えたら、続けていてよかった。自由に使えるお金があるのは安心です
- 休職で給料は減ったけれど、治療を継続して授かり、育児給付金をもらえた
- 気が紛れる・気分転換になる。治療がうまくいかない時に気持ちを紛らわせられた。あとは治療費稼ぎ!
- 治療は足踏みしていても、仕事で前に進んでいる感覚を得られる
- 自分の価値を、妊活以外に見出せる
- うまくいかなかったときの逃げ場・気分転換になる。何もないと毎日治療のことを考えて悩んでしまう性格なので
- 治療も、産んだ後もお金がいります。「仕事が不妊の原因!」と言い切れないなら、続けた方がいいと思う
- 人事に「治療のための休暇が必要」と啓発し続けることができた
- 収入が減る方がストレスだと思った。同じ部署の人に治療を伝えていたので理解してもらえた
- 時間がありすぎると考えすぎて余計に悩むので、仕事して忘れているぐらいがちょうどいい
- 産前産後・育休の制度があるので、辞めませんでした
- 辞めたかったけれど金銭的な理由で、お休みをもらいながら治療しました
【働き方を変えた人の声】仕事を減らすという選択
辞めるか続けるかの二択ではなく、「働き方を変える」という選び方をした方が、思った以上にいらっしゃいます。
- 正職員からパートに。時間と心のゆとりを実感しています。固定シフトで予定が立てやすい
- 辞めてはいないけれど、フルタイム管理職から週3パートに減らしました。思い切ってよかった。「辞める」「減らす」も選択肢のひとつで、必ずしも悪い結果にはなりません
- 降格か退職かで悩み、「決めた金額の貯金がたまったら退職」と決めた。結果ストレスが減り、1年半後に授かりました
- 辞めてストレス激減だけど、お金のストレスは爆増。不妊治療に理解のある職場に転職して、顕微授精で妊娠中です
- 仕事も治療も諦められず、治療を公言して転職しました。職場の理解があり本当に助かっています
- 退職したけれど、専念しすぎるのも辛くて孤立して落ち込みました。別の職で復職したら、働く方が気持ちが楽でした
- 正社員からパートタイムに変えて、治療と両立できるようにしました
- 仕事のストレスで体調を崩し、医師に相談して転職しました
実際、どのくらい休むの?
「治療中、仕事はどのくらい休まなければいけないのか?遅刻や早退でも大丈夫?」
いちばん気になるのがここですよね。
周期によって差はありますが、目安として並べておきます。
- 採卵前は2〜3日おきに通院、移植周期は週1〜2回程度
- 採卵周期は5〜7日、移植周期は3〜4日、人工授精やタイミングは3日程度
- 生理開始3日目から採卵まで、1〜2日おきの通院が必要なこともある
- 採卵や移植日は1日休み、他は半休や仕事帰りに
- 半休を含めて月3〜5回
- 遅刻早退はあるけれど、月に1日休むか休まないか
- ほとんど早退と遅刻。移植日と採卵日だけ丸一日休みました
- 指定された日だけ休んで、他は仕事終わりに
- 定時で上がって通院。採卵の日は休みます
- 遠方(片道2時間半)なので、採卵の月は1日休み
- 遠方で、月に多くて5回
- 裁量制のフルリモートなので、休まず待合室で仕事しています
- 採卵の日だけ休み、他は早退や中抜けで減給になりました
- 自分で交代要員を探してと言われ、ほとんど希望通りに休めませんでした
- 頻繁に休むことになり、メンタル的に辛くて辞めました
- 人生の最優先事項と割り切って、心を無にして休みました
- 割り切って治療優先に。人にはそれぞれ勝負どきがあるので、自分の勝負が終わったら他の人のサポートにまわればいい
職場には、どこまで伝えてる?
「全部話した」から「一切言っていない」まで、ここは本当に人それぞれでした。
- 直属の上司に、不妊治療をしていて急な休みをいただくことがあると伝えました
- 上司2名のみに全て伝え、同僚には「家庭の事情」とだけ伝えました
- 全部話しました。感情で動いては伝わらないので、全て事務的に
- 体外受精がどんな治療か一から説明して、私が抜けても大丈夫なシフトにしてもらいました
- 私が休むことで影響を受ける人にだけ、正直に伝えています
- 不妊治療連絡カードを主治医に記入してもらい、提出しました
- 有給が無くなり上司と相談。治療中だと伝えて、急な休みと特別休暇を考慮してもらいました
- 上司(男性)なので、自分のホルモン周期に合わせて通院が必要だと伝えました。体外受精の前は、少し詳しく治療計画を伝えました
- 正直に「不妊治療」と言っています。隠さなくていいので楽だなと
- 言い訳するのが面倒だったので、女性社員にだけ話して通しました
- 信頼している同僚には伝えましたが、上司には何も言っていません
- 体外受精をやっていますが、未だに会社には言えていません
- 伝えませんでした。自然妊娠だとわざわざ伝えないのに、治療するから伝えるのは違うかなと思って
- 上司は口が軽いので、あえて伝えていません
そのまま使える、伝え方のフレーズ
「不妊治療」と言わずに伝えたい方のために、実際に使われていた言い回しを集めました。
- 「婦人科に通わないといけなくなってしまって」
- 「ホルモン数値が良くないので、通院することになりました」
- 「婦人科系の疾患で、不定期に通院しています」
- 「婦人科系で気になることがあって」
- 「通院で」とだけ、やんわり
- 採卵の日は「オペです」

あや
ちなみに私は直属の上司にだけ「不妊治療する」と正直に伝えて、他の同僚には「ホルモン数値が悪いから通院することになった」と説明したよ!
両立しやすい仕事・働き方は?
「これから働き方を変えたい」という方に向けて、実際に両立している方のお仕事を集めました。
- 事務職。フレックスが使えて通院しやすいです
- 人員が多く、急な休みや早退・遅刻のときにも自分なしで回る職場
- フルリモート・フルフレックスの職場で、クリニック行き放題です
- 市役所関係のパート。休みも取りやすく、不妊治療の特別休暇も取れました
- 自治体の会計年度任用職員。不妊治療の休暇もあってよかったです
- 某アパレルEC、週2出社で両立しています。妊活休の制度もありました
- 夕方勤務のコールセンター。在宅で、かなり融通がききます
- フリーランスで動画編集。最低限のシフトと納期さえ守れば、時間も場所も自由です
- 午前中のみのパート。採卵・移植は午後と決まっていたので両立できました
- 平日の急な受診に備えて、土日祝に勤務できるところを探しました
- 看護師ですが、登録制パートで巡回検診の仕事に。シフト制で比較的融通がききます
- ネイリスト(自営業)です。次の通院日が決まったその日に、話せる範囲でお客様に話して都合をつけていました
- 単発・日雇いのアプリを使っていました。自分で予定を調整できるのが楽でした
- タイミーで好きなときだけ働いてる
- 在宅でできるクラウドソーシングの仕事も選択肢になります
「休職」という選択肢
辞めるか続けるかで迷っている方に、知っておいてほしい道です。
診断書についての具体的な声も集まりました。
- 移植して判定日まで、短期間だけ休みました
- 長い治療に心身ともに疲れたため、1年以上休職しました
- 採卵周期の1ヶ月。会社の理解がなく、ストレスを避けるために
- メンタルが落ちてうつ状態になり、1ヶ月休職しました
- 毎月、産業医との面談という形で休職しています。詳しい話をするとバレるので、病名は必要ありません
- 看護師をしており、夜勤業務の免除と業務の配慮をしてもらうために診断書を書いてもらいました
- 職場に診断書があれば融通がきくので、書いてもらってよかったなと思います
- メンタルクリニックは、仕事のことも相談すれば診断書を書いてくれると思います
- 診断書をすぐ書いてくれる病院の情報も集めました。病院選びが大事!
がんばっている自分を、認めてあげて
両立をがんばっている方にはこちらを読んでほしいです↓

不妊治療と仕事を両立してるあなたのココがすごい!7選
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不妊治療で落ち込んだとき、みんながやってる12のこと
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あや
今日も、あなたのココロとカラダが少しでもあたたまりますように。
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